大般若


田植え前の4月26日から27日、地域各家をまわって大般若(だいはんにゃ)を修行しました。花や草木の生命満ち溢れるこの時期、同時によからぬ虫や病が勢いをまします。当地では春祈祷(はるきとう)と申しまして、作物や生活に害をもたらすものをお祓いする行事が行われます。十六善神の掛軸をかかげ、大般若経を転読し、疾病退散(しっぺいたいさん)のお札を各家にお授けします。この祈祷がおわると農家では一斉に田植えがはじまります。