暑中見舞い申し上げます。
お大師さまの言葉を紹介します。
夏月(かげつ)の涼風(りょうふう)
冬天(とうてん)の淵風(えんぷう)
一種(いっしゅ)の気(き)なるも
嗔喜(しんき)同(おな)じからず
夏の日にそよぐ涼風
冬の日に吹きわたる川風
おなじ一つの気ではあるが
人が喜んだり
腹を立てたりするのは
同じではない
『性霊集』巻第一「徒に玉を懐く」より
『弘法大師空海全集』第6巻p.179f.参照
寺の西側より住職撮影(7月27日)
田んぼの向こうに諸堂と加護坊山を望む
お盆月を迎えます。
こころおだやかにお過ごしください。