環境と心

「周りの環境は心の状態によってかわる」
弘法大師の名言としてよく紹介されるフレーズ。

「夫(そ)れ境(きょう)、心(しん)に随(したが)って変(へん)ず。
心(しん)、垢(よご)るれば則ち境、濁(にご)る…」『性霊集』

お大師さまは「境」の意味を密教の世界観で用います。

本堂前 しだれ梅のつぼみ

寺の西 舟形連山を望む

覚鑁(かくばん)

当山の大師堂には弘法大師こうぼうだいしと並んで
興教大師こうぎょうだいしし覚鑁かくばんさまがお祀りされております。

このたび住職がご縁を賜っている
白石凌海師が覚鑁にかかわる本を出版。

白石凌海
『構築された仏教思想
覚鑁―内観の聖者・即身成仏の実現』
2021年12月 佼成出版社
定価1600円+税
ISBN978-4-333-02860-3

本には八千枚護摩を修行した
松景院先代住職の文章が再掲。
著者白石師には当時ご助法を賜りました。

病、戦、人間関係…
およそ900年まえに生きた覚鑁さまの
思いを知ることができる本です。

開運だるま

当山では元旦より「開運だるま」をお授けしております。
奉製は仙台伝統の松川だるま。群青色の縁取りが特徴です。

つらい日々が続いておりますが、笑いをわすれず気持ちおだやかにお過ごし下さい。

「開運スマイルだるま」住職より

雪の納め不動

自然と人間の生活、あらためて思いをめぐらす一年でした。
みな様に賜ったご縁に感謝申しあげます。

来年もよろしくお願いいたします。

お聖天さま大祭

11月23日、秘仏大聖歓喜天の大祭。
お聖天さまに二股大根と当山特製の「お団」をお供えし
結縁各位大願成就を祈念修法いたしました。
併せて当年が当山開山430年に相当し報恩結願の祝詞を
御本尊はじめ勧請諸神と先師に奏上いたしました。

みな様には、神仏ご加護のもと、
お健やかににお過ごしください。

渡り鳥

松景院から北へ自動車10分の距離に伊豆沼があります。
例年この時期になるとマガンや白鳥が寺付近にやってきます。

仏様の教えとその実践は、鳥の両翼に喩えられます。
寒さに耐え飛ぶ鳥をながめて思いだしました。
ご結縁みなさまのご多幸と息災を祈念します。

稲刈り

近隣農家信者様が丹精した今年米がお供えになっております

この献米は来年正月に祈祷ご結縁に「福飯」としてお授けします。

秋の空、天高く、清らかな気をうけ、

穏やかにお過ごしください。

寺の北側 とおく栗駒山

稲刈りの翌朝  彼岸入り日

一番最初のお供え

お盆

例年8月15日には少年山伏隊による柴燈大護摩火渡りを修行しておりますが、感染対策の為、昨年今年と中止。
15日朝6時から大師堂にてお施餓鬼盆供養の法要をおこないました。

近隣の池では蓮華が満開、田んぼも実りはじめました。

羂索(けんさく)

お不動様はその左手に羂索(けんさく)という縄をもっています。
言うことを聞かない者を悟りの世界に導く縄とされ、
お経には「三昧(さんまい)の索(なわ)」と説かれます。
動じることなく全力集中(三昧)し同時に慈しみをもつことを表します。
禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如し。
落ち込むことなく、自信過剰にならず、正しい生活習慣を心がけ、神仏のご加護のもと、無魔息災にお過ごしいただけますよう祈念します。

神寺不動尊の縄はご結縁みな様の写経を綯(な)って奉製されています。

開山430年

本年は当寺が開かれて(亘理から移ってきてから)430年にあたります。
仙台藩の地誌『封内風土記』によれば
「梅光山松景院は真言宗にして本郡涌谷邑の(神光山)盛寶寺の末寺云々、
ふるくは亘理郡にあり、天正19年(1591)伊達元宗に従って此の地に寺が移り、
實恵法印が開山、年月は不詳」
とあります。

一昨年、記念事業を完遂し檀信縁者総廻向法要を猊下大導師に
厳修することができました。